治療後の過ごし方(お腹が張る・腸閉塞のリスク)
2017年春に広汎性子宮頸部摘出術を受け、翌月から3ヶ月おきに6サイクルの抗がん剤治療を終えました。
2019年秋、腹部の様子に違和感がありました。
「お昼に食べたトンカツ定食が原因で胃もたれしちゃったかな。」と夕方になって思っていたのですが、仕事を終えて帰宅する時にはお腹がパンパンに張り苦しくなっていました。
「酷い胃もたれだな。。。油が悪かったのかな。今日は早く休もう」と思い、帰宅後はすぐベッドに横になりました。体が熱いなーと思いながらも、朝には良くなっているだろうと思って、そのまま寝ました。
翌日、お腹の張りはおさまっていたのですが右の脇腹が痛み始めました。筋肉痛ような痛みで、脇腹を掴むとピキーッとおへそに向かって痛みます。歩く度に、お腹に響いて痛みがあります。
なんだろう。どうしたんだろう。この時点で病院に行くべきでしたが、その日の夜に体温計を使うまでは、大したことではないと思い過ごしていました。
2日目の夜、38度を超える熱。これは病院に行かないといけないと思いながらアイスノン枕を使って朝を迎えると、熱が平熱まで下がっていました。
ただ、脇腹の痛みは依然変わりません。やっと先生に診てもらわないと思い、病院に電話しました。
病院に着いてから、レントゲン・血液検査・尿検査・子宮の触診を済ませ、異常が見つかったのは血液検査で白血球の数値が異常値を叩き出しました。
炎症が出ているため腎盂炎を疑われたましたが、尿検査は異常なしで、熱も下がっていることもあり、1週間抗生物質を飲んで様子を見ることになりました。
5日間ほどで、腹痛は徐々に治りました。
診察から1週間後の時には、腹痛もなく、血液検査も正常値に戻りました。そして、先生からは開腹手術をしているために腸閉塞になり得ることの話を受けました。
腸閉塞の図を見たとき、1日目のお腹の張り方と似ていて、驚きました。あの日の胃もたれは、それまでの乱れた食生活のちり積もだと反省しました。
また腸閉塞にならないよう、食生活から予防する事が必要と感じました。