身近に癌を乗り越えた人はいる
治療が始まるとき、親戚、友人、そして仕事関係の人に連絡を入れました。
仕事関係の方には、暫く休暇に入ることでご迷惑をかけることのお詫び。親戚や友人には、心配かけてしまうことを詫びました。
全ての人に病名を言おうか悩みましたが、隠す必要もないと思い素直に伝えました。
すると、私が連絡した人以外で、私の病名を知ったと連絡を入れてくださる方達がいました。
その方達とは、昔に子宮がんで子宮を全摘した方、癌が完治した方、そしてご家族が抗がん剤の治療中という方です。癌の宣告を受けてから、その時の思いを乗り越えて今を過ごしている方達が声をかけてくださったのです。
これから私が立ち向かう事は、気分が滅入るような終わり方ではなく乗り越えることができるんだという勇気までもらうことができました。
そして、同じような時期に癌を公表した小林麻央さん。「がんの陰に隠れないで」という強いメッセージが込められたブログも、共感できる部分もあり身近に感じていました。